災害情報をブログに掲載することのSEO効果

今日も不謹慎です。
 
災害情報が錯綜すると、自宅で仕事をしている人間への問い合わせが増える。つまり、それは僕です。
Yahooで調べても自分が住む市町村のピンポイント情報は出てこない。計画停電しかり。鉄道運行情報しかり。これはこれで面倒なのはよくわかる。これだけ錯綜した情報を携帯電話で調べろと言われたら、僕だってドンキーで自転車を買っちゃうかもしれない。
 
聞いてくる人には調べるのが面倒な人と、調べるに足る情報リテラシーのない人とがいる。でも聞いてくる時点でどう転んでも結果は同じ。
たとえば僕たちが住む市町村が公式Twitterをはじめたと説明しても、調べるのが面倒な人は「ふうん。じゃあつぶやかれたらメールしてよ」とか言うし、リテラシー不足の人から返ってくるのは「なにそれ?どうやったら見られるの?」こういう人に善意でTwitterアカウントを登録してあげると後が大変だからしない。絶対しない。
 
それとは別に。
最近、知り合いの某土着系公人関係(迷惑がかかると嫌なので、職業名は特に秘す)のひとから、イメージ戦略的な相談を受けていた。まあ、広報誌とか報告会のネタとか、そういうのです。まあ、こういうのは絶対直接的な金にならないんだけど、娘の入学時にえらいお世話になった人だし、なんだかやってると楽しいので、付かず離れずこんな話をしている。
 
で。
せっかくだから、これを一緒にやってしまおうと思ったのです。最近ドラッガーの本とかを読んだり、マーケティングの真似事を勉強したりしていたので、試してみたくてうずうずしていたというのもありますし、個別にメール打つのが面倒だったから。
 

第1に、突貫工事でその方のブログを立ち上げ、以前から書き溜めておいてもらった"活動日誌"を拝借し一気に入力した。
第2に、市の公式Twitterから入手した情報を"市公式の情報"としてブログに掲載することの許可を取ってもらい、ブログにバンバン掲載した。
第3に、僕に来る地元民の問い合わせに対し「このURL見てくれ」と返信するようにするとともに、某公人の彼にURLの二次元バーコードを渡し、会う人にすべて渡してもらうようお願いした。
最後に、成果を測るためにGoogle Analyticsgoogle siteへの登録をしておいた。

 
結果。
開設わずか48時間で、以下の結果となった。

アクセスカウンター:1541
ユニークユーザ数:79
平均ページビュー:3.01
平均サイト滞在時間:3'42
リピートセッション数(2〜8回):50
Twitterでの引用回数:3
全セッションにおける僕の住む町の割合:53%
某公人(超平凡な名前)でのgoogle検索結果:1位
某公人(超平凡な名前)でのyahoo検索結果:1位

うわwwwwすげwwww
 
公人とは言え、わずか48時間でここまで来るとは。
ぐんぐん延びるカウンタに、その人と二人で「逆に、ちょっとこわいね」と話してますww
でも、それだけ災害情報は広く求められているということだし、某公人の方が仲良くしている人々の情報リテラシーはそれだけ低いということだし、ニーズに合致するということがどれだけSEO上大切かってことがわかる。
 
更新作業はすげえ大変だけど、やっただけの勉強にはなりました。
不謹慎かもしれないけど、某公人の元には「とっても助かってる!」という感謝の電話がバンバン入っているらしいし、僕へのメールも減ったんだから、人の役にもたってるんだろう。
さて、市のTwitterチェックしなきゃ。