GANTZ PERFECT ANSWER(評価:★★★)

仕事の合間にエアポケットができてしまったので、GANTZと白黒をつけに行くことにした。
 
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※※※ 注意 ※※※
「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
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1.評価
翻訳が間違ってます
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
 
2.基本情報

 
(2011年/東宝/130分)
 
監督   :佐藤信
脚本   :渡辺雄介
原作   :奥浩哉
出演   :二宮和也
      松山ケンイチ
      吉高由里子
      本郷奏多
      綾野剛

(Wikiより引用)
幼なじみの加藤を失った玄野は100点を目指し、日々ガンツのミッションに参加していた。そんな中、戦死したはずの加藤が不可解な復活をとげる。次第に起こり始めるガンツの異変、ガンツのターゲットにされてしまう小島多恵…。極限状態に追い込まれた様々な人間たちの交差する想いと、終わることのない苛烈な戦闘の中で、玄野と加藤がこの不条理な世界に下した究極の選択とは…。


3.コメント
公開直前にテレビ放映した"ANOTHER GANTZ"を、奥さんの誤爆でハードディスクレコーダから消去され、どうしたものかと迷っていたんだけど、まあどうせ「前回のおさらい」だろうということであまり気にせず観てきました。前編の公開から大して時間も経っていないし、わざわざご丁寧に「前回のおさらい」まで上映してくれたし、まあストーリーなんてあってないようなものだったから、スルスルと入って行けましたよ。
黒服星人との格闘シーンはかっこ良かった。最後まで日本刀で闘う必然性は今一わからないけど、まあそんなのどうでもいいよね、かっこ良ければ。
加藤星人との格闘シーンも、もうSFXバリバリって感じで面白かった。松ケン二人で闘ってるシーンも、安っぽくないCGで良いね。もう製作日本ハリウッドにひけを取らないね。
これで、キチンと原作に縛られず、俳優陣もしっかりした映画が出てくれば、世界に誇ると言われている(外国人じゃないのでよくわからない)日本のアニメーション文化を、実写として再びブランディングすることだって出来るんじゃないだろうか。なーんて、映像を観ていて思いましたよ。この辺りはSPだってそうでした。


あー、それとね。
たぶん、映画製作に関わっていた人たち、あんまり英語が堪能じゃないね。PERFECT ANSWERってのは明らかに誤訳です。
「模範解答」の英訳は、suggested answerです。
ハリウッド的にご都合主義な大円団はまさに模範解答。でも、PERFECT ANSWERじゃ、「完璧な解答」になっちゃうから、観た人が怒るよ。だって、なんにも解答してないから。世界進出したいなら、英語の翻訳には気をつけましょうね。


映像は凄かったし娯楽映画としては楽しめたけど、翻訳間違ってたから星3つってことで〜。

5.2011年度ランキング(5/2時点)
(1)ベスト10
1 SOMEWHERE
2 GANTZ
3 相棒-劇場版2-
4 白夜行
5 GANTZ PERFECT ANSWER
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9
10
 
(2)ワースト3
1 
2 
3

(3)ランク外
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