筋肉痛

朝から体中が痛い。餅をつきすぎたせいだ。
 
昨日は息子が通っている学童保育のお祭り。お祭りは大切な収入源。ぜんぜん遊びじゃない。それは失敗が許されない上に、えらく効率の悪い学童保育保護者会の「エンジン」なわけだ。
 
何ヶ月も前から大の大人がこの日を目途に、食材の買い出し計画やら、新聞広告の計画やら、班割りとそのオペレーション計画やら、大型テントの借り入れ計画やらを真剣に計画する。
前日の午後から本格的な準備ははじまり、一応の収束を得るのは当日の夜9時の少し前。
投入されるマンパワーは延べ人数に100人日を下らないその事業がもたらす収益は100,000円程度。あなたが桁を読み違えたわけではない、10万円だ。
 
これを馬鹿らしいと言うのは簡単なことだ。確かに集金効率だけを考えれば、50人はいる両親たちから2,000円を徴収すれば30分もかからずに作業は終了する。
これは両親たちに払えない金額ではない。なにせ、自腹で行う打ち上げの参加費用が2,000円なのだから。
 
学童祭りも二年目になるが、僕はこの行事をぜんぜん馬鹿らしいとは思っていない。
良い歳をした大人たちが大勢集まり、必死に稼いだり作ったりしているものは、金でもなければ、お餅や焼きそばではないのだ。
それが何かわからない大人たちはこの日、決して学童保育所に近づかない。でも、それで良いんじゃないかと思う。皮肉なことに、そうすればどちらも得した気分になれるからだ。
 
 
でもからだいたい。