SANWA SUPPLY SKB-BT12BK

この頃、家の外で仕事をする必要性が高まってきた。その上、単純なドキュメントからちょっとしたライティングまで、モノ書き仕事が増えてきた。結果、iPadのタッチパネルキーボードでは役不足感が際立ってきた。
というわけで、bluetoothキーボードを購入した。


購入したのはSANWA SUPPLYのSKB-BT12BKという製品。近所の PC DEPOTで9,973円で購入。Amazonなんかではもっと安く購入できるけど、まあ許容範囲のレベルだろう。
bluetoothキーボードは、選ばなければ 3,000円位から入手できる。にもかかわらず10,000近く資本投下してこの製品を選んだ理由は、概ね以下の通り。迷っている方は、以下のポイントを理解した上で購入する事をお勧めします。

【キーボードの規格】iPadのキーボードインタフェースはUS配列を基本としていて、JISキーボードだと一部の文字についてキートップの記載と実際に入力される文字が相違する。僕はUS配列を必要条件として探した。
【携帯性と操作性】携帯性と操作性はトレードオフの関係にある。持ち運びが便利な製品はキーピッチが狭く、長時間や大量の入力に向かない。一方、操作性を重視するあまりあまりに大型のキーボードを購入すると、そもそもiPadを使用している優位性がなくなる(でしょ?)。僕は条件として”サイズがiPad以下”の製品から”キーピッチが広い”製品を優先的に選択する事にした。
【どうせなら特別仕様】上記条件を満たす製品は相応の価格になることが予想されるので、どうせならiPad向けの特別仕様が欲しい。僕は条件として”音楽の再生にかかるキー”、”アプリ切り替えキー”を最低要件として選択することにした。


で、 PC DEPOTで販売されていた 中で、上記の要件をすべて満たしていたのが SKB-BT12BK というわけです。 SANWA SUPPLY公式サイトに記載されたインストから、特に重要なポイントを引用します。

●折りたたみ式bluetoothキーボード
Bluetooth内蔵のiPhoneiPadスマートフォンにレシーバーなしで接続可能
●US配列の表記を追加
●「ホーム」「ボリュームコントロール」「再生」「早送り・巻き戻し」「検索」などのマルチメディアキーを搭載
●キーボードに傷を付けず、持ち運びにも便利な専用ケース付き
■サイズ:
使用時/W315×D103×H14mm
折り畳み時/W161×D103×H17.5mm
■重量:約195g
■通信距離:最大約10m
■キースイッチ:パンタグラフ方式
■キーピッチ:19mm(文字キー以外除く)
■バッテリー寿命(アルカリ電池使用時):1日8時間使用で約2ヵ月

つらつら長々と引用しましたが、早い話、平常時は単行本サイズなんだけど、使用するときにはノートパソコン程度の快適性が確保されるってことです。そして、忘れてはいけないのが製品の諸元にかかわらずbluetoothキーボードを導入することによりもたらされるメリット。こっちの方が重要です。以下にまとめますよ。

・当たり前だけど打ちやすい!
・入力時にタッチパネルキーボードが表示されなくなるため、表示画面が2倍近くになる!
・カーソルキーが利用可能で、shiftキーとの併用で文字の範囲選択も可能になる!
・コピー、カット、ペースト、全て選択、文字入力モードの切替などがショートカットコマンドで可能になる!

総合的に現れる効果は、感覚的には「購入して損はない」と「何故購入しないのか?今すぐ電気屋に行け!」との間にあります。かなりお勧めです。


最後に注意点です。
iPadを使用している人のほとんどはWinユーザだと思いますが、iPadはアップル製品なので、ショートカットキーの考え方は当然ながらMacのそれに準拠してます。よって、少しだけ抵抗感があるかもしれません(僕はその昔Macのヘビーユーザだったので問題ありませんでした)。老婆心ながら、代表的なショートカットを記載しときます。

※Comdキーでありctrlキーでないことに注意
コピー:Comd+C
カット: Comd+X
ペースト: Comd+V
全て選択: Comd+A
やり直し: Comd+Z
入力モード切替: Comd+SPACEキー
文字の範囲選択: Shiftキー+カーソルキー