au ISW11Mレビュー(その1:機種の特徴)
本日夜半に発表されたiPhone4Sの料金プランに悶えながら、結局はISW11M(つまりMOTOROLA Photon 4G)をビックカメラ柏店で購入したので、これから何度かに渡りレビューします。
第1回は、僕がこの機種を購入することにした理由についてお話しします。
まとめ
ISW11Mは以下のような方にお勧めです
・【+WiMAX搭載】
PCを外で使う機会がとても多い人
→料金は既存のau携帯と変わらず、
デュアル回線のテザリングを実現
・【ガラケー機能は不要】
お財布ケータイやワンセグいらない
・【SIM未対応】
「前の女とは縁を切った。お前と添い遂げる」と覚悟できる
・【スマートじゃないスマートフォン】
バタ臭いデザインの方がむしろツボにハマる
僕が購入を決定したファクターは幾つかありますが、最も大きな理由がこれ。
・CDMA+WiMAX搭載でテザリングに対応し、値段はISフラットで済むこと。
とにかくモバイルのインターネット環境が欲しかったので、WiMAXとの契約を考えていたのだけれども、ISW11Mは+WiMAX。この+WiMAXをかいつまんで説明すると、「auの回線も使えるし、月に525円払えばWiMAXの回線も使えますよ」というもの。au/docomoなど、利用可能地域が広いサービスは利用料金が高く通信速度が遅いです。一方、WiMAXは通信速度は速いけど利用可能地域が狭い。IT関係でフリーをやってる僕にとって、インターネットへの接続はミッションクリティカルだったので、どこでも使えないと問題があるのだけれど、この機種はそれを1台でこなします。しかも料金は以下の通り、既存のauと何ら変わらない。これでテザリングまで対応しているのだから、もはや買い替えない理由がありません。
サービス名 既存端末(CA003) ISW11M ダブル定額(上限) 5,985 - ISフラット - 5,460 +WiMAX - 525 合計 5,985 5,985
ちなみに、iPhone4SもiOS標準装備ながら、その当時の単独キャリア(つまりsoftbank)の都合で実装が見送られたパーソナルホットスポットというテザリング機能があり、auがこれを解禁する公算はあるかもしれません。でもiPhone4Sには当然ながらWiMAXが搭載されていない。auがiPhone4Sで勝負を掛けてきたとしても、この機能においては勝ち目がない(料金は除く)。
また、この機種はUSB接続によるテザリングにも対応しています。バッテリーの持ちにどれだけ効果があるかわからないけど、これは今後試してみたいところ。
・あとは・・・大したことないんです。
それ以外は趣味の問題。+WiMAXを搭載した機器はISW11Mだけじゃない。HTCのISW11HT/ISW12HT(つまりEVO 3D)、富士通のISW11F、京セラのISW11Kと、型落ちも含めれば5機種が登場しています。僕がこの5機種からISW11Mを選んだ理由はこんな感じです。
・google傘下に入ったMOTOROLAが気になったってこと(68k時代からパソコン触ってたので、なんとなくMOTOROLAって言葉に弱い)
・不格好な格好に、逆にときめいてしまったこと
・linuxを搭載し、別売のHDステーションを購入すると簡易パソコン機能であるWebtopが利用できること(使わないと思うけどおもしろそう)
・EVOの3Dカメラに全く魅力を感じないこと(そして、こんなものを搭載してくるHTCに、少し猜疑的になっちゃったこと)
・僕はお財布ケータイとかのガラケー機能が、ぜんぜんいらないってこと
この辺は好き好きでしょう。あえて言えばEVOが若干バッテリー容量が多いらしいけど、いずれにせよ外部バッテリーは必須のマシンですから。
次回は購入金額についてレビューします。