iCloud導入顛末記

ほんじつの早朝、待望のiCloudがダウンロード解禁となったのでさっそく入れてみた。方々でトラブルを巻き起こしているで、僕も先程ようやくまともに動くようになった。そんなわけで、僕の環境で発生したトラブルを報告します。

○まとめ
アップデート、もうちょっと待ってもいいかも


○僕の環境
・主にmacbook pro/Lionを利用している
・移行するのが面倒で、母艦にはデスクトップのVistaを利用
・最近あまり利用していないiPadipod touch(第2世代)を保持

○時系列
iCloud移行開始をmacbook proで知り、macbook proの環境をiCloudへ移行。Lionの再起動後、自動的なリブートが何度も綴続き不安になるものの、結果としては無事に終了
・起動後のmacbookiCloudのアカウント登録。アカウント、メール、アドレス帳、メモ、カレンダー等の同期を設定
・その後Vistaを起動し、iPadを接続。iOS 5へのアップデートを実施。アップデートに失敗。復元に失敗というようなメッセージが出力されていた。
・原因不明なものの、リトライで終了。途中で幾つも確認メッセージが出ていたような気もするけど、眠くて覚えてないや。
iPadを起動し書くにしたところ、iCloud関連以外のアプリが全く入っていないことが発覚。母艦の同期設定を各にするが、見た目に問題なし。ただ、フォルダにまとめていたアプリが全て外に放出されていることが発覚したため、幾つか並び替えを行いリトライしたところ、今度は正常に終了。
・音楽、動画を確認したところ、iTune Storeから購入したもの以外の全てのデータがないことが発覚。慌てて母艦を確認したところ、母艦をからも消えていた。ここで涙目になる。だって、長いことかけてコツコツ溜め込んできた再生回数やレートがリセットされちゃったから。
Vistaの実データを確認したところ、データは残っていたので、泣く泣くライブラリに再登録。
・再登録後、ライブラリを確認したところ、楽曲数が移行前の約二倍になっているとが発覚。ここで二回目の涙目。だって、ライブラリには5500曲も入ってたから。
・これ以上トラブルに見舞われるのは嫌だったので、ライブラリをアルバム/曲名順にソートし、泣きながら重複曲を1つずつ削除。
・消し込んだ曲をザッピング再生したけど、解くに問題なさそうなので、同期を開始←いまここ


○考察
・母艦ではないmacbook proからアカウント登録をしたのが全ての間違いの始まりだったのかもしれない。
iOS5へのアップデートが様々なところで失敗しているのを見ると、マイナートラブルは結構起こっていると思われます。復元に失敗したiPadを、iTunesがどの環境に戻そうとしたのか?これをキチンと確認していなかったのは痛恨です。
・しかし、iTunesライブラリの挙動のおかしさが気になります。重複する曲にはいくつかの特徴がありました。

  • 同一アルバム/同一アーティスト/同一曲でありながらジャンルだけ相違しているもの
  • 古くからあった曲に重複が多く、新しい曲には少なかった
  • 三重に重複するものもあり、かつ同一アルバム内でも重複数が相違しているパターンがある
  • 曲名に"○○○2"と、数字が自動的に付与されたものが散見された
  • 曲を消す度に並び順が変わってしまうアルバムや、重複していないようで、ソート順が大きくジャンプしてしまっているアルバムも散見された

↑これらの事象から察するに、iTunesのライブラリには今回大幅な改訂があり、それが期待通りの動作をしていないのではないかと。





まだいろいろと出そうですね。
なにか出たらまたここで報告します。
こういうのが好きじゃない方は、もうしばらくアップデートを待った方が良いのではないかと思いますよ。