僕がISW11HTに踏み切れないでいる理由

今晩のエントリーはauユーザ限定です。auユーザの中でも一握りだけど。


1月中旬に書いたS31HWの記事が、未だに僕のブログでアクセストップランカーであるところを見ると、携帯電話を2台持ちしている人は結構多いんだろう。でも僕にはそんな経済的余裕は無いし、既にiPad 3Gも持ってしまっているわけで、例えばWiMaxのモバイルルータを追加で導入するなんてことは口が裂けても言えない。
そんな僕が発表からずっと気にしているのがauのISW11HTだ。

世間ではhtc EVO WiMAXという方が通る名前なのかな?これは、その通り名の通り、WiMaxを搭載したスマートフォン。その特徴から容易に想像がつくように、もちろんテザリングにも対応している。且つWiMaxの月額利用料がたったの500円というヨダレが出るような製品です。現状の携帯利用料金に、ちょし足しするだけでWiMaxが利用でき、且つ3G回線でもテザリングに対応しています。
でも、手元には購入資金があるのにも関わらず、現時点では導入していません。なぜか。


このマシンには、現時点では致命的な欠点が2つあります。
一つは、バッテリーの持続時間がとっても短いらしいということ。
この製品には、本体付属バッテリーとは別に、セカンドバッテリーが添付しているそうです。その話を聞いた時に嫌な予感がしていたのですが、その後ネットのレビューを見ていると、やはりというか、特にテザリング利用時のバッテリー持続時間がシャレにならない程短いということがわかってきました。下手すりゃ2〜3時間。これでは、既存の携帯電話とニコイチにすることが逆にリスクを負う事になりかねません。うひゃうひゃテザリングしているうちに、電話ができなくなったら大変ですもの。


もう一つが、現時点でezwebメールに対応していないってこと。
僕自身は、携帯電話のメールアドレスなんてどーでもいいんだけど、世間はそれを認めてくれません。
携帯電話各社は迷惑メール用のフィルタとして"携帯電話アドレス以外の受信拒否"をメニューに持っていて、相当数の人がそのフィルターを適用しています。ezwebのアドレスを失うってことは、このルールでフィルターをかけている人との通信を諦めることになります。このフィルターをかけている人が、知り合いにどれぐらいいるか分からない以上、あまりにリスキーで捨てることができません。
随分前に、この状況を払拭しようと、ezwebの返信先アドレスにPCのメールアドレスを設定してみたことがありました。でも、これは失敗に終わりました。
理由は2つあって、一つはdocomoi-modeメールが、返信先アドレスを無視する仕様になっているらしいということ。i-modeユーザに返信先アドレス付きのメールを送っても、なぜかezweb宛に返事が戻ってきます。もしかすると仕様ではなく設定かもしれないんだけど、知り合いに僕の都合で設定変更を依頼するわけにも行きませんからね。
もう一つは、僕のハンドリングが面倒なこと。いくら返信先アドレスを付けても、僕が携帯から送信している以上、当たり前だけど相手に届くメールの送信もとはezwebメールになってしまいます。
現在はiPadを持っているので、原理的には逐一PCメールを送信することは可能なのですが、そんなのめんどくさいよね。
ezwebへの対応は、auが「なるべく早い段階で対応」と表明しているし、今後の機器についてもandroid向けのezwebメール開発ライブラリを公開したそうなので、そのうち対応が図られるんじゃないかと思ってます。


そうこうしているうちに、昨今auから「秋にはバーンとテザリング携帯が出ます」という発表もあったので、買う機会を逸してしまっているのが現状です。
ここまで来ると、現在使用している携帯が買い替え24ヶ月を超過するのを待つようかもしれません。ただ、その期間はまだ10ヶ月くらい残っているってのと、外の方が仕事が捗るってことに気づいてしまい、最近はBB MobilePointが設置されているマクドナルドの常連になっちやってるってのが、問題といえば問題なんですけどね。


ま、秋モデルの噂が出るまで待ちかな・・・。