ISW11Mでのテザリングテスト

ISW11Mを購入したら、やはりテザリングのテストをしないと。というわけで、ISW11Mとmacbook proを外に持ち出し、テザリングの速度テストです。


残念ながら我が家の近隣では、WiMAXの通信状態が思わしくないようです。まあ、近隣ではどこでも似たようなものでしょうし、逆に3G回線での通信に問題が無いのであれば、それに越したことはありません。というわけで、今回は3G回線でのテストとなります。
テザリングのテストですので、ISW11Mによる通信速度測定ではなく、macbook pro上での通信速度を測定しました。


計測には、Studio Radishさんの通信速度計測を利用しました。
ホームページはこちら。


通信速度は以下のようになりました。

使用回線:au PacketWIN
測定地:千葉県松戸市
測定条件
 精度:低 データタイプ:標準
下り回線
 速度:935.8kbps (117.0kByte/sec)
 測定品質:67.9
上り回線
 速度:415.8kbps (51.98kByte/sec)
 測定品質:69.5
測定者ホスト:**************.au-net.ne.jp
測定サーバー:東京-WebARENA
測定時刻:2011/10/11(Tue) 0:41


うーん、遅い・・・かな?
でもどうでしょう?僕にはこの程度の通信速度でほとんどストレスはありません。
試しにYouTubeで動画を幾つか視聴してみましたが、カクカク止まってしまうような事象は全く発生しません。
まあ、この回線でテレビ会議をやろうだとか、大量のデータをダウンロードしてやろうとか考えたらストレスも溜まるとは思いますが、そんなのは自宅でやれば問題ないでしょう。


残る心配は、3G回線の使い過ぎによる帯域制限です。
auは2011年10月よりスマートフォンユーザに対する帯域制限を開始しました。この対象となるのは「直近3日間 のauスマートフォンでのご利用パケット数が300万パケット以上のユーザ」です。この数字について少し考えてみましょう。

300万パケット=約384MB
384MB÷3=128MB/1日=13,172KB/1日
これを上記のデータ通信速度(117.0KB/Sec)で割ると、
1,120.2(Sec)=18.67(Min)

つまり、マックススピードで18分40秒使用し続けると、翌日は帯域制限を被る事になります。通常のメールチェックやウェブ閲覧でも、それなりの通信を行っている筈なので、これは3G回線しか利用できない場所では、大量ダウンロードを控えるべき数字なのだと思います。
ただ、問題となるのはバッテリー。WiMAXWiFiを受信する設定にすれば、当然バッテリーの減りは早くなります。当然、本来の電話機能を継続するため、3G回線を切る事はできません(そもそもそんな設定はない)。TPOに合わせ、Wifiの入る所ではWifiのみを開き、WiFiが入らずにWiMAXは入る所ではWiMAXを開く、そんな運用が必要っぽいです。